スウィングトップ ハリントンジャケット ドリズラージャケットの違い



ユニクロU 2018 SS(春夏)の一押しアイテムであるスイングトップブルゾン

ユニクロUでスイングトップブルゾンが発売されたのでスイングトップについて簡単に書いてみたいと思います。というか自分の為のまとめですね。

スイングトップには実は色んな名称がありまして、一般には

  • スイングトップブルゾン
  • ハリントンジャケット(英・バラクータ)
  • ドリズラージャケット(米・マクレガー)

などの別名で呼ばれています。ではなぜ、3つも呼び名があるのか・・・

実はこのスイングトップというのは和製英語なんです。外人に「そのスイングトップはオシャレだね」と言っても通じません。これはステンカラーコートと同じで、ステンカラーコートも和製英語です。本来英語では「stand fall collar」といいます。外国人には通じませんね。

英語ではハリントンジャケット

それでは英語ではスイングトップはなんと言われているのでしょうか?英語ではハリントン・ジャケットと言われています。WikiのページもHarrington jacketと表記されていますね。実はこのハリントンジャケットですが、そのオリジナルとなっている原型のジャケットがあります。

このハリントンジャケットの原型と言われているのがバラクータ(Baracuta)という会社の「G9」と呼ばれるジャケットになります。


バラクータ社製の「G9」

こちらは現在でも販売されていれてアマゾンでも購入できます。ただ、半端なく高いです。

このハリントンジャケットですが、ジェイムス・ディーンやスティーブ・マックイーン、日本人では高倉健さんなどが愛用していた服としても有名です。まあ由緒正しい歴史ある服なんです。ですから納得のお値段と言われれば納得の値段です(いや、やっぱり全然納得できないですね。高過ぎますよ)

ではこのバラクータのG9がなぜ「ハリントンジャケット」と呼ばれるようになったのかというとwikiについでに書いてありました。

「ハリントン」の名称は1960年代のドラマ『ペイトンプレイス物語』でライアン・オニールが演じた登場人物「Rodney Harrington」に由来する。

まあ、ケリーバックとかカーディガン伯爵、ブルマー夫人と同じ様に人名が名前の由来なんですね。ロドニー・ハリントンがバラクータのG9をドラマの中で着用してたからハリントンジャケットというわけです。

ドリズラージャケットという別名は?

スイングトップですが、このハリントンの他にもう一つ通称があります。それがドリズラーです。ではこのドリズラーはなぜその様に呼ばれる様になったのでしょうか。

スイングトップにはバラクータ社のG9の他に実はもう一つ、モデルとなっているジャケットがあります。それがアメリカのマクレガー社のドリズラージャケットです。(ちなみにバラクータは英国の会社です)

バラクータの方がおそらく圧倒的に有名ですが、(少なくとも私の中での有名度では)こちらのドリズラージャケットはゴルフなどのスポーツをする際に着用したスポーツウェアとして作られたジェケットです。

ドリズラー(drizzler)というの日本語で「霧雨」を意味する服でまあ、小雨の時にゴルフをすると傘をさしますよね。でもクラブを握るとプレイ中は傘をさせないわけでして、傘を差さずに雨を防ぐジャケットとして使われたスポーツウェアであったわけです。

和製英語であるこのスイングトップも恐らくゴルフの「スイング」から来てるのではないかと思います。そういう風に説明する文献もネットで見られますね・・・まあ、命名者でないのでわかりません。なお命名者も誰かわかっていてVANというアパレルブランドの石津謙介さんが名付けたようです。

マクレガーのドリズラーもアマゾンに商品がありますので現在でも購入することが可能です。こちらのお値段は自分的にしっくりする値段だと思います。高すぎず、安すぎず。

ユニクロのスイングトップジャケット

そういった訳でスイングトップにはハリントンとドリズラーという別名がある。というか、むしろスイングトップの方が和製英語で完全にハリントンの別名なんですね。ご理解いただけたかと思います。

さて、それではユニクロで発売中のスイングトップ ジャケットに話題を戻したいと思います。ユニクロでは今年の春に通常商品とユニクロUの2つの部門でスイングトップのジャケットを販売しました。それがこちらです。

通常のスイングトップブルゾン

ユニクロUのスイングトップブルゾン

当初は通常商品の名前が「ハリントンジャケット」でユニクロUでは「スイングトップブルゾン」と名前が別々だったのですが、通常商品の名前がいつのまにかスイングトップに変更されていました。

こちらの商品は2つとも完全にバラクータをモデルにした仕上がりになっているのですが、通常商品がG9を意識した作りで、ユニクロUはG9ではなくG9の兄弟であるG4をモデルにしております。写真でみれ貰えれば一目瞭然です。

バラクータ G9

バラクータ G4

両者の違いがわかりますか?手首と腰の部分がリブになって絞ってあるか、そのままストンと落ちているかの違いです。ちなみにオリジナルのハリントンはG9の方です。

個人的にはハリントンジャケットの定番はG9なので、Uが真似るのであればG4でなくG9を真似て欲しかったのですが、まあそこらへんは致し方ないのかなと思います。

あとオリジナルのベージュは裏地がチェックになっております。

バラクータ G9の裏地 

上の通常のユニクロの写真の首元を見て貰えばわかりますが、裏地のチェックを完全にコピーしてますよね。まあ、裏地のチェックは定番なのでむしろ違ってたらおかしいですが・・・・

まとめ

一般的にハリントンジャケット、ドリズラー、スイングトップと呼ばれるブルゾンは名前が違うだけで同じ種類のジャケットのことである。そのモデルの原型になったのはバラクータ(BARACUTA)のG9という服で(マクレガー社も)ジェイムス・ディーンを含め長年多くの有名人に愛され続けている定番のアイテムである。(ただし高い!!)

と言えるんではないでしょうか。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です